熱中症に気を付けましょう。

うっとしい梅雨が本日明けたようです。これで週末の野球が思いっきりできますね。

ですが、暑い夏に起こりえる事故、特に熱中症について少しでも知っておきたいと思い、書いておこうと思います。

梅雨明けなどの急に暑くなり、体が暑さに慣れていないときに熱中症の事故は多く発生する傾向にあるようです。暑さになれるまでは、短時間で軽めの運動から始め、徐々に慣らしていくのが良い様です。また、しばらく運動しなかった時などがある場合も、急に運動すると熱中症が発生するそうです。


熱中症対策

暑さへの耐性は、個人差が大きくあるようです。肥満傾向の人、体力の低い人、暑さになれていない人、熱中症を起こしたことがある人などは、特に注意をし運動を軽めにする必要があるそうです。また、体調が悪いと熱中症を発症しやすいようなので、疲労・発熱・下痢などの時は無理に運動をしない事が大事のようです。

暑い季節の運動は、なるべく涼しい時間帯に行い、運動が長時間にわたる場合には、30分に1回程度の休憩をこまめにとりましょう。

それから、こまめな水分補給。汗には塩分も含まれていますので、0.2%程度の食塩水(市販のスポーツドリンクの多くは塩分濃度0.1~0.2%ですのでOK)を補給しましょう。

服装は、軽装はもちろんの事、素材も吸湿性や通気性のよいものを選ぶのがいいようです。休憩中は特に熱を逃がすようにしましょう。


熱中症の分類と症状及び応急処置

1 熱射病
  ・体温上昇
  ・発汗の停止
  ・座り込む。意識がもうろうとしてくる。
  ・言動がおかしい

  応急処置
  ・体温を急激に平常時まで下げる
  ・軽症の場合は涼しい所で安静にする
  ・スポーツドリンクなどの補給

2 熱虚脱(熱疲労
  ・発汗により、脳を中心として血流が低下(血圧の低下)
  ・心拍数、脈拍数の増加
  ・体温の変化はほとんどなし
  ・口の渇き。全身の倦怠や脱力
  ・頭痛・吐き気

  応急処置
  ・涼しい所で、足高・頭低の体勢で安静にする。
  ・スポーツドリンクなどの補給

3 熱けいれん 
  ・発汗時に水分だけ補給すると、体内の塩分が不足し部分的から全身の筋肉けいれんが起こる
  ・体温の変化はほとんどなし

  応急処置
  ・涼しい所で安静にする。
  ・塩分、スポーツドリンクなどの補給

応急手当はあくまでも、初期手当です。
熱中症の症状が現れたら、すぐに医師などに連絡し、指示をうけましょう。

夏期の練習では特に、病院などの外部機関を含めた緊急連作先を確立させておく事が必要のようです。

以上をふまえ夏期のスポーツに元気に取り組みましょう!


ストロングスの選手達へ
・練習前は必ず朝御飯をしっかりと食べてくる事!!
・睡眠時間はしっかりととる事!!(夜更かしはしない)
・体調が悪い時は、無理しないで休む事!!
・練習中気分が悪くなったら我慢しないで、監督・コーチにすぐに言う事!!

以上を守って、楽しい夏を乗り切ろう!!